• TOP
  • ニュース&トピックス
  • 【海外プロジェクトレポート】ラオスでの「通信品質向上のためのシステム開発研究」最終報告会を開催
国際協力事業

【海外プロジェクトレポート】ラオスでの「通信品質向上のためのシステム開発研究」最終報告会を開催

1月12日、ラオスの首都ビェンチャン、ナショナルコンベンションセンターにて、「通信品質向上のためのシステム開発研究」についての最終報告会が開催されました。これは日本総務省が予算支援するアジア・太平洋電気通信共同体(以下、APT)の国際調査研究として当財団がラオス技術通信省通信規制局(以下、LTRA)と1年間協働で取り組んだプロジェクトの完了報告としてLTRAが主催したものです。

報告会には技術通信省のサイルーサ副大臣にご臨席いただき、「デジタルトランスフォーメーションを進めるうえで通信品質向上は喫緊の課題であり、この研究成果はラオスのデジタル経済・政府・社会を実現させるうえで重要な一歩となり大変喜ばしい」というお言葉を頂戴しました。加えて、当財団が日本側エキスパートとして主導した今回のプロジェクトがラオスの技術力向上に大きく寄与したと評価され、大臣からその功労を表彰いただきました。

また、LTRA スッチャイ局長、APT 近藤事務総長(ビデオレターでのご出席)、当財団の阿野理事長から、成果や期待、課題について述べられました。政府関係者60名超が参加する報告会は、今後システムを拡充しながらラオス政府による通信品質管理体制の構築を強く推進していく決意を宣言し、閉会しました。

▲完成署名式

▲サイルーサ副大臣より感謝状を授与

▲APT近藤事務総長のビデオレター

▲阿野理事長によるあいさつ

▲KDDI財団 万木よりプロジェクトの説明

▲質疑応答の様子(写真中央はスッチャイ局長)

▲ラオス通信規制当局ブースでのシステム説明

▲会場の様子