【訪日レポート】ラオス通信規制当局（LTRA）調査団が研究・調査を実施

KDDI財団はアジア太平洋電気通信共同体（APT）の調査研究プログラムにおいて、2023年度より新たにラオス人民民主共和国との共同調査に着手しました。

本件は、特にモバイル通信においてのラオス国内の通信環境・品質向上を進めるための調査研究で、ラオス国内のみならず、日本の法制度や通信環境・品質向上の取り組みを紹介し、同国への適応を模索するものです。ラオス通信規制当局（Laos Telecommunications Regulatory Authority、以下LTRA）とKDDI財団にて協働していますが、この度7月24日～29日にかけてLTRAのスーチャイ局長を団長とする調査団が来日し、研修・調査を実施しました。

総務省国際戦略局様への表敬訪問に始まり、日本の通信政策/法制度の紹介から通信事業者としての品質向上の取り組み、関連するアプリケーション開発など、各訪問場所での講義や意見交換を通じてラオス当局の方々のさらなる政策・取り組みのヒントを提供しました。
スーチャイ局長からも、今後ラオス国内での官民挙げた品質改善の取り組みに活用できると、感謝の意が述べられました。