国際協力事業

【ネパールレポート】ロボット競技会を開催

KDDI財団は、2018年よりネパールラリトプール市の6校にロボットプログラミング教育の導入を開始し、2023年には11校に広がっています。
この5年間の活動で、支援校の生徒の皆さんの日ごろのロボットプログラミング活動の成果を披露出来る場を作りたいと考えており、今年6月に、ラリトプール市および支援校の先生方、関係者のご協力により、今回初めての試みとして、同市内においてロボット競技会を開催しました。

競技会は、各校が設計したロボット及びプログラミングをその場で生徒が組み立て及び作成を行い、作動させるものです。競技台に記載された白い線を、ロボットのセンサーで検知させ、それに沿って移動するもので、スピードと障害物の回収速度を競いました。生徒は皆、熱心に競技に取り組んでおり、完走できるもの、コースアウトするもの、障害物を落とすもの、一喜一憂しながら取り組んでいました。コースアウト等の不具合はその場で対処を行い、問題点の発見、改善等を短時間で行い、プログラミング教育の成果を見ることができました。

成績優秀校には、メダルのほか表彰状を贈呈し、成果をたたえました。5年間にわたる支援の成果を実感でき、成功裏に競技会を終えることができました。現地テレビ局の取材も受け、ゴールデンタイムでのニュースで放送されました。

▲プログラミング作業の様子

▲ロボット組み立てを行う生徒たち

▲競技の様子

▲現地放送局からの取材

▲順位発表で歓喜する生徒たち