12月17日、「2015年度社会的・文化的助成」で活動を支援している公益社団法人日本山岳会「高尾の森づくりの会」を訪問しました。
「高尾の森づくりの会」は、2000年より荒れたスギ・ヒノキの人工林を切り開き、替わって落葉広葉樹を植樹、針広混交林の多様で豊かな森づくりを目指し活動しています。
これまでに約2万本の落葉広葉樹を植樹、数多くの動物たちの生息・繁殖を確認しています。今年度の当財団の助成では、森の広葉樹の生育状況を把握するため、ドローンで空撮した画像の収集システムの構築を支援しています。
今回使用するドローンでは、植樹した森の様子を空撮するとともに、森林内に設置した8台の生態調査用動物観察カメラで撮影したデータの無線での収集も実現する予定です。
この日は空撮を行うドローンの実験飛行を行い、高度・地形などの違いによる補足可能なGPS数の確認や、GPSを利用した目的地点への自立飛行の実験などが行われました。
使用したドローン
高尾山を飛行するドローン
