助成事業

PDA高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会が開催されました

2020年1月17日(金)~19日(日)、ホテル日航関西空港において、KDDI財団が支援する「PDA高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会」が開催され、日本から、5チーム、海外から9チーム、合計14チームが参加しました。

初日は、各国よりランダムに選ばれた初対面となるメンバーでグループを作ったミックスディベートの他、夜には”カルチャーナイト”として各国の民族伝統ダンスや、国歌、食の魅力や、美しい景色、文化の紹介をする交流の時間が持たれました。

2日目には、いよいよディベート開始。準決勝進出チームを決めるまでの4対戦が行われました。

最終日には準決勝と決勝が行われ、昨年12月の全国大会で優勝した、渋谷教育学園渋谷中学高等学校は、フィリピンチーム
と第 3 位の浅野高等学校はマレーシア1とThe United States should remove all sanctions against Iran.(アメリカ合衆国は、イランに対する制裁を全て解除すべきである。)を論題にディベートを戦わせました。

結果は、いずれも僅差でしたが、フィリピンとマレーシア1が決勝進出となりました。

決勝戦は、当財団理事長による「Evolution of Telecommunication」の題名でのキーノートスピーチを挟んで行われました。
決勝戦の論題は、キーノートスピーチに関連し Government should obligate companies to allow their employees to telework.(政府は従業員がテレワークすることを認めるよう企業に義務づけるべきである。)で、高レベルの論戦が繰り広げられました。
結果は、優勝: マレーシア 1、準優勝:フィリピンでした。

以下、予選通過(準々決勝進出)チームです。
神奈川県立浅野高校、渋谷教育学園渋谷高等学校、カンボジア 1、カンボジア 2、神奈川県立柏陽高等学校、マレーシア 2

予選通過とはなりませんでしたが、日本からは、埼玉県さいたま市立浦和高等学校、福岡県立城南高等学校が参加しました。

参加者からは、異なった国、異なった文化をもつ対戦相手との交流で得たものは大きく、すばらしい体験であったとの感想が寄せられました。

<参加14チーム>
日本 渋谷教育学園渋谷高等学校
日本 さいたま市立浦和高等学校
日本 浅野高等学校
日本 神奈川県立柏陽高等学校
日本 福岡県立城南高等学校
韓国 Busanjangan High School
フィリピン Timber City Academy
カンボジア 1、2
マレーシア 1、2
南アフリカ、ルーマニア (Swing 1)
トルコ、アルゼンチン (Swing 2)
アメリカ、ドイツ (Swing 3)

優勝した マレーシア1 チームとPDA中川代表(右)、鈴木理事長(左)
キーノートスピーチをする鈴木理事長

リンク PDA(一般社団法人 パーラメンタリーディベート人財育成協会) http://pdpda.org/2020/01/2808/