ICT 普及事業

【ICT普及事業】青森大学と「新湯再生プロジェクト」実証実験を実施

KDDI財団は、9月17日~18日に青森大学と共催で、へき地や災害時における通信・電力確保の革新的な解決策を探る実証実験を実施しました。

近年、山間部や災害被災地では、通信や電力の確保が大きな課題となっています。「新湯再生プロジェクト」は、へき地などの情報通信基盤を最先端の技術で支援することを目的としており、今回の実証実験では、人工衛星を利用したインターネット通信(Starlink)と小規模な自律型発電システム(スターリング発電機)を組み合わせた、画期的なアプローチを試みました。
実験の結果、屋外環境においても高速かつ安定したインターネット接続を確認することができました。具体的には、複数の端末で同時にスムーズな動画視聴が可能であり、通信インフラが脆弱な地域でも効果的な通信手段となり得ることが実証されました。

KDDI財団と青森大学では、本プロジェクトを通じて、地域の教育・観光・情報基盤の発展に貢献し、日本の遠隔地における通信環境の改善に今後も積極的に取り組んでいきます。

▲実証実験で使用した機器

▲実証実験の構成図