FMラジオ放送を活用して地元の住民に対して災害発生時に迅速に情報提供する実証試験を行い、この度、完了式典を開催しました。
ラジオ放送を通じた地域住民に防災情報を迅速かつ正確に提供することで、地域全体の危機管理体制の向上を実証しました。また、若年層の防災教育のため「モンゴル版防災かるた」を活用し、地域の未来を担う子供達に災害に対する理解と備えを促進しています。これにより、地域全体の防災能力向上が期待されています。
式典では、日本製の防災カルタを地域学童たちが実演、学習の最中に緊急避難放送が一斉放送されるという、本番さながらの訓練を行い真剣なまなざしで参加、訓練を終了しました。
現地政府関係者から当財団への絶大な感謝の意が表明され、当財団阿野理事長より今後のさらなる両国の発展を祝辞とともに述べられました。
今回の式典では、総務省からのご臨席賜り、プロジェクト完成にふさわしい栄誉ある式典となりました。本システムはモンゴル国内で実用化に向けて一歩踏み出しました。