2016年度の新規開設助成プログラム、「継続型社会的・文化的諸活動助成」に採択されたＮＰＯ法人パンゲアの活動”ＫＩＳＳＹ2016”の説明会に参加しました。
この助成プログラムは、過去助成した団体のうち、青少年の育成、ＩＣＴ技術の活用、国際的視野にたった社会的貢献度等の観点より、高く評価された団体に対して継続支援するものです。
ＮＰＯ法人パンゲアは、５大陸がひとつであった古代の超大陸「パンゲア」を団体名とし、次世代を担う世界の国々の子どもたちが、言葉、文化の壁を越え、インターネットを介して、パンゲア独自の絵文字（ピクトン）を使い「出会い」「伝えあい」「つながる」という世界の”遊び場”を提供する活動を展開しています。
子どもたちは月１～４回、拠点となる場所に集まり、インターネットを通して、写真、絵、音を国内外で共有。ピクトンを使ってコメントやメッセージを送り合ったり、拠点をウェブカメラでつないでゲームをしたりして交流を深めています。
今回助成する活動は、日ごろパンゲアネットで交流しているこども達が夏休みに京都に集まり、１週間の合宿を行うという企画です。この活動は今年で３回目となります。子供たちは、パンゲアで開発した翻訳ツールを駆使し、ディスカションをしたり、フィールドトリップ（少人数のグループに分かれての1日旅行）を通し、お互いの国の文化を知る機会を得たりして、心のつながりを体験します。日本国内のほか、ケニア、カンボジア、韓国、アメリカより９歳から15歳の約30名の子供たちが参加する予定です。
今回の活動は８月のブログでご紹介いたします。
世界の拠点での活動の紹介
ＫＩＳＳＹ2015の活動の紹介
ＫＩＳＳＹ2016の説明会（保護者とお子さんが出席）
