KDDI財団より提案していた、ベトナム農村地域における「AI農業学習センター」設立プロジェクトがAPNIC(Asia Pacific Network Information Center)により採択されました。2025年11月、ベトナム（ハノイ）にて早速キックオフミーティングを行いました。
打合せで挨拶する党書記
現地での打合せの様子
本プロジェクトは、ベトナム科学技術省の配下にある組織、国家技術科学政策戦略局が財団と共に受諾、農業従事者を対象にAI学習センター（AIポイントセンター）を設立し、AIを活用した農業運営の改革を行っていくものです。農業従事者は同センターで学習することにより、従来の経験に頼った農業からAIを活用した科学的農法へと転換を行い、生産性の向上を目指します。
学習センター候補地
本プロジェクトの主な施策
- インターネットを活用したAIトレーニングと実践学習（当初300名対象）
- 安全で信頼性ある環境でのAI活用支援
- デジタル格差の解消と農村地域への公平なAI利用機会提供
- 農業効率化、廃棄物削減、環境監視強化、持続可能な農業手法促進
- 1年以内の生産性向上、持続可能性改善、気候変動対応、害虫対策最適化、農薬使用量削減
- 全国展開可能なAI農業モデルの構築
