10月6日に「第52回 世界情報社会・電気通信日のつどい」が開催され、国際協力活動での優れた功績が認められたKDDI財団関係者3名が、日本ITU協会賞(功績賞および奨励賞)を受賞しました。
受賞者、受賞理由をご紹介します。
【功績賞】 梅澤 由起(元・職員)
ITU‑DのSGにおいて14年間副ラポータとして活躍。近年では衛星接続等による基地局の災害復旧方法、IoT時代に適応した通信システム等の優良事例を紹介。また、最終報告書の作成にも積極的に参画。開発途上国におけるブロードバンドアクセス技術の導入やスマート社会の推進等の課題に資する知見を広く共有することに貢献した。
【功績賞】 野原 光男
2014年度よりミャンマー国運輸・通信省向け研修を実施。情報通信政策に携わる同省職員100名以上を日本に招聘し、同政策やICT技術に関わる知識伝授と研修の円滑な運営を推進し、同国の情報通信行政向上に貢献。また2017年度より同国電気通信事業体に対し通信事業・技術研修を推進、12名の研修生を育て、通信事業育成に尽力した。
【奨励賞】 榊原 守浩
APT(アジア太平洋電気通信共同体)プロジェクトによるミャンマーの大学教育用クラウドネットワーク構築や機能拡張を行い、複数大学による研究用クラウドリソースの共有や教材共有を実現。また、ミャンマーの大学の教授や大学生向けのIT教育機会提供のためアプリケーションコンテストや教授用ネットワーク利用技術研修を毎年企画実施している。
▲授賞式での記念撮影 =京王プラザホテル(東京都新宿区)
(右から2人目より)野原氏、梅澤氏、(左から2人目)榊原氏