国際協力事業

【途上国教育・文化支援】KDDIスクールで特別授業を開催

2025年11月、KDDI財団がカンボジアでサポートする大型影絵芝居(スバエク・トム)と小さな美術スクールの特別授業をKDDIスクールで開催しました。

Chop KDDIスクールでは、大型影絵芝居スバエク・トムの継承活動を行うTy Chean一座の上演と子どもたちに伝統芸能に直接触れてもらうためのワークショップを行いました。

Ty Chean一座の皆さんと

あたりが暗くなり、一座と、そして子どもたちが自然と一緒に祈りを捧げ、神秘的で温かな音色とともに人や動物などの影絵人形を用いた上演が幕を開けました。生徒だけではなく、生徒の家族、近隣の住民たちなども多く集まり、一座のパフォーマンスに見入っていました。ココナッツの殻を燃やしてつくる炎によって映し出される壮大なスバエク・トムは、見ていた皆さんを大いに魅了しました。

上演前のお祈り

感動的なフィナーレ

Phnom Touch KDDIスクールでは、カンボジアの子どもたちに無償で美術授業を行っている「小さな美術スクール」の先生方により、2日間にわたり約100名の生徒たちに絵を描く喜びを体感してもらいました。今回のテーマは「いろいろな技法を使って大好きな人の顔を描く」、子どもたち全員が初めて絵具に触れる機会だったため、工夫がこらされた授業が行われました。まっさらな白い紙に描き始めるのではなく、紙に色紙や新聞紙をくしゃくしゃにして貼り付けるコラージュからはじめ、そこに下書きをした「大好きな人の顔」を描き、色鉛筆や絵具でさらに色合いを重ねていきます。様々な技法を重ねることで偶然に生まれる作品は、「髪の毛は黒」といった固定観念に縛られることのない、子どもたちの自由な発想を最大限に発揮させ、いきいきとした表情も生み出していました。

先生の説明を嬉しそうに聞く子どもたち

出来上がった作品を発表

KDDI財団は今後も、カンボジアをはじめとする開発途上国の子どもたちへの教育・文化支援を継続していきます。