国際協力事業

【訪日レポート】ベトナム郵政通信技術大学(PTIT)調査団が技術調査で来日

11月1日~5日、ベトナム郵政通信技術大学(PTIT)の調査団が、日本の最新技術の習得ならびに知見の共有のために来日されました。

これは、アジア太平洋電気通信共同体(APT)の「鉄砲水後の道路被害状況把握を目的としたGPS、電子地図および画像処理技術を活用した無人航空機(UAV)技術の研究(仮)」プロジェクトの一環として実施されたものです。コロナ禍での往来が制約される中、オンライン会合を重ね、すでに試作システムは完成していますが、このたび2年間延期されていた訪日調査をようやく実現することができました。

来日期間中は、各調査訪問先の関係者と意見交換をしたほか、日本でのドローン使用事例の解説を受けるなど、調査団にとって非常に有意義な技術調査であり、帰国後に各プログラムが大変有効であった旨の報告をいただきました。
今回の調査団一行の訪日は、KDDI グループ間はもちろん、ベトナムと我が国との良好な展開を今後ますます発展させていくことを可能とした有意義な機会となりました。

▲KDDIスマートドローン株式会社にて商業ベースでのドローン活用例を真剣に聞き入る調査団

▲KDDIスマートドローン株式会社にて
(右:PTIT Dr.Anh副学長 左:KDDIスマートドローン株式会社立岩部長)

▲埼玉県三郷市消防本部にて防災ドローンの構造と管理技術を学ぶ様子

▲株式会社KDDI総合研究所にてディスカッションの様子