助成事業

慶應義塾大学と夏休み科学実験教室を開催

7月29日、KDDI財団は、慶應義塾大学と共催で夏休み科学実験教室「Raspbelly PiとScratchでロボットを動かそう!」を開催しました。
科学実験教室は、青少年の科学技術への好奇心の醸成と啓発を目的として全国各地の9大学と協力して開催しています。

▲Scratchでプログラミングする様子

 

本教室は、電子工作をしながらプログラミングを学び、実験のおもしろさを実感することで次代を担う子どもたちが未来を切り拓く論理的思考、想像力を習得し、情報通信分野に対する関心を高めることを目的としています。

慶應義塾大学での開催は今回が初めてで、当日は小学校5年生~6年生の親子9組18名が参加し、「動き」をプログラムできるロボットを親子で1台ずつ組み立てた後、Scratchを利用したプログラミングに挑戦しました。

プログラミング後のテスト走行ではさまざまなトラブルが発生し、講師の眞田先生のほか、大学生のサポートを受けながら子どもたちは試行錯誤を重ね、最後は全員がロボットを走行させることに成功しました。参加した子どもたちからは「難しかったけれども、ロボットが動いて達成感があった」などの感想が多く、今後、子どもたちの新たな可能性が広がることが期待されます。

KDDI財団は、今後も情報通信技術を担う人材育成に関する取り組みを推進していきます。

▲講師の慶應義塾大学 理工学部  眞田 幸俊教授

▲慣れない工具を使いながらロボットを組み立てました。

▲完成した走行ロボット