国際協力事業

【カンボジアレポート】スバエク・トム:Ty Chean一座 最近の活動について

カンボジア、特にTy Chean一座の本拠地シェムリアップでは、新型コロナウィルスの影響で観光業が壊滅的な打撃を受け、生活も苦しい日々が続いています。世界遺産のアンコールワットでも、観光客はまばらで、チケットの売り上げは前年の98%~99%減とのことです。

今年はカンボジアの伝統芸能「スバエク・トム」が無形文化遺産に登録され15年目となり、11月25日にカンボジア文化芸術省のFacebookで一座の演技が発表されました。以下からご覧いただけます。

 

▲文化芸術省のFacebookでTy Chean一座の演技が発表されました。(開始3分30秒から)※外部サイトへリンクします

 

また、同じく11月には、東京外国語大学とのコラボレーションで、zoomを利用したオンラインでのワークショップに参加しました。カンボジア学科の学生たちがスバエク・トムの”語り”を担当し、それに合わせて一座が演じるというとても興味深いワークショップ!カンボジア語での会話も楽しんだようで、それはメンバーたちの笑顔を見ると一目瞭然ですね。

▲学生たちとの交流(zoom画面)

▲学生の”語り”に合わせて演技する一座(zoom画面)

 

最後に、練習後の楽しいひとときの写真もご紹介しますね。
雨季も過ぎ、12月には今年度の当財団追加支援の一つである倉庫作りを開始するとか。
また報告を楽しみに待ちたいと思います。

▲トンレサップ湖で取れた魚を焼いています。

▲練習の後の楽しい時間です。