国際協力事業

カンボジア Music Makes You Smileに参加

6月2日(日)、プノンペンのAEONモールでカンボジア日本人会主催の音楽イベント”Music Makes You Smile”が開催されました。前回の同イベントは2018年12月に開催され、Yeam Khao KDDIスクールの生徒たち約30人がピアニカとハンドベルの演奏を披露しています。

今年からは6月開催となり、今回はYeam Khao KDDIスクールのほかにもう1校音楽教室を行っているChamkar Doung KDDIスクールの生徒たちも参加しました。

会場を上からみたところ。ピンクとブルーのTシャツが見えます。

Yeam Khao の生徒たちはピンクのTシャツを着た4年生から6年生37人がピアニカの演奏を披露。でもただ吹くだけではないのです。リズムに合わせて列を移動するという動きも取り入れました。2回目の出場ともなると少し余裕を感じさせる子供たち。がんばりました。

Yeam Khao KDDIスクールのピアニカ演奏。ピアニカを吹きながら列を移動しています。

初めての参加となるChamkar Doungの生徒は6年生35人。ブルーのTシャツを着て歌を披露しました。ストローで作った笛で合いの手のようにリズムを刻むのがとても目を引き、素朴な音が歌に合っていて好評でした。

Chamkar Doung KDDIスクールの演奏。ストロー笛がいい味を出していました。

このイベントの様子は現地のアプサラTVのニュースでも紹介されました。

生徒たちはそれぞれ2台ずつのバンに分乗して早朝プノンペンにやってきました。Yeam Khaoの子供たちはWat Phnom(お寺)の見学に、Chamkar Doungの生徒たちは王宮の見学に行った後、AEONモールに集合して時間を分けて早めのランチを取りました。

ランチ(Chamkar Doung KDDIスクール)
ランチ(Yaom Kao KDDIスクール)

1時からは本番と同じステージでリハーサルを行いました。リハーサルと言っても、AEONにいらしたお客様が通る中でのリハーサルなので、足を止めて演奏を聴き、盛大に拍手をしてくださるお客様もたくさんいらしたので、本番気分を2回楽しめたのではないかと思います。

後日、今年度最後の音楽教室を見るため、Yeam Khao KDDIスクールを訪ねました。お揃いで作ったTシャツを着ている生徒もいて、私たちを見ると「音楽の授業だ~」とばかりに膝を叩いてリズムを取りながら歌を口ずさんだりして「音楽の授業がある学校生活」が定着している様子が見て取れました。

4年生から6年生は、Music Makes You Smileの自分たちの演奏動画を見たあとで感想文を書いてもらうことにしました。動画や写真をスクリーンに映して見るところまではニコニコ顔でよかったのですが、感想文となるとなかなか鉛筆が動きません。普段は「書き写すこと」ばかりだそうで、自分で考えたことを書くことはあまりないそうなので、そういう授業もいいかな、、、なんて、次のチャレンジを妄想中です。

1年生の音楽の授業。みんなやる気満々でした。
大人気のベビーベル。何回もやりたがる子が続出。
4年生から6年生は自分たちの演奏をチェック。みな満足の笑み。
感想文は結局書きあがりませんでした。