8月4日、KDDI財団は、香川大学創造工学部と共催で「人工知能・通信ネットワーク サマースクール」を開催しました。
本教室は、四国4県と岡山県の高校に通う学生を対象に、人工知能ならびに通信ネットワークに関する実験を体験できるもので、大学で行う研究や実験の面白さを実感することで次代を担う高校生へ情報通信分野に対する関心を高めてもらうことを目的としています。
昨年度はコロナウイルス感染拡大の影響で開催を見送り、今回初めての開催となりました。
当日は香川県を中心とした高校生27名が参加し、人工知能と通信ネットワークに関する4つの実験テーマに分かれて受講しました。参加した高校生は、人工知能技術を使って小型のコンピュータを搭載したロボットにブランコの漕ぎ方を学習させたり、ブレッドボードに電子部品を設置した通信装置の製作など、実際に大学で行う実験の一部を体験しました。
そのほか、昼食休憩の時間を利用して、KDDI四国総支社による「自転車ながらスマホ」のオンライン授業キットを活用した啓発活動を実施しました。自転車乗車中のスマホ操作を疑似体験することで、生徒たちは自転車ながらスマホの危険性を自発的に考える良い機会となりました。
KDDI財団は、今後も情報通信技術を担う人材育成に関する取り組みを推進していきます。