5月31日(金)、ヤンゴン郊外、ペイネーコン村のNew Zero Art Village Schoolで2018年度の終業式が行われました。
終業式はこれまで教室で行なったり、屋外でテントを張って行なったりしていました。今回は雨期のため屋外での開催はむずかしく、かといって教室では成果発表には狭すぎるだろうし、どうするのかな??と彼らの工夫を楽しみにしていたら、、、新たに竹でできたオープンエアのホール(屋根と壁だけですが)が建てられていました。私たちが到着すると、蒸し暑い会場にはすでに村の人たちが集まっていて、壁沿いに飾られた生徒たちの作品(絵や工作)を見ていました。
ホールの一番奥にステージが設けられており、井上専務理事もステージに上がってみなさんにご挨拶。KDDIロゴの入ったポロシャツや三太郎ノートを生徒一人ひとりにプレゼントしました。
今回特に楽しみにしていたのが、2018年度から始めた音楽教室の成果発表会です。バイオリン4人のソロと合奏、ギター3人の弾き語りのほか、キーボードは何人もの生徒が交代で弾き、歌やダンスも披露されました。レッスンは週末のみで、まだ10か月しか経っていないのに、楽しそうに演奏する生徒たちにびっくりです。それも結構うまい!ギターを弾きながら熱唱する生徒の中には、今や世界に羽ばたくアーティストになりつつあるPyae Phyo Thu 君の姿もありました。
スクールの活動は村の人たちの協力も得ることができ、美術、英語、パソコンともますます充実したものとなっています。Tシャツやトートバッグなどの小物に生徒たちが絵を描き、ヤンゴンで販売することも計画しています。