国際協力事業

カンボジア Saonlong KDDIスクールからのレポート

生徒がパソコンを使って作成しました。

カンボジアのSanLong KDDIスクールで英語とパソコンを教えている先生から、近況報告がありました。この学校は今年1月に英語教室とパソコン教室を導入したばかりです。

授業開始後4か月目を迎えて英語教室もパソコン教室も順調ですが、今回は両方の授業を連動させる工夫がなされていましたのでご紹介します。

”パソコン教室の生徒たちはタイピングの練習をし、アルファベットとクメール語、両方のタイピングを覚えました。そこで試験を行って何人かのよくできる生徒を選び、クメール語と英語で一般的な知識や詩、ことわざなどをパソコンを使って書かせました。作成し終わったら生徒たちが書いたものをチェックして直しました。完成後生徒たちはUSBに保存し、お店に持っていってプリントアウトし、プラスチックのカバーをつけて壁に飾って「お土産」にします。次の生徒たちが参考にするモデルにもなります。生徒たちは自分で作ったものを見てとても喜んでいました。”

まだパソコンを習い始めてたった4か月なのに、生徒たちがパソコンを駆使して ”souvenir” を作成する姿が見えるようです。資料を作るためにパソコンで情報収集し、合わせて英語も覚えるという、楽しい試みだと思います。