6月にカンボジアの子ども達のために開催したスバエクトム(大型影絵芝居)の鑑賞会のあと、「小さな美術スクール」に通う子ども達がストーリーに沿って描いた絵を絵本にしました。
10月16日 日曜日、シェムリアップのスバエク・ティーチアン一座の劇場でスバエクの絵本の完成記念会を行いました。子ども達の絵を、スバエクトムで使う大きなスクリーンに写してナレーションをつけるという、紙芝居ならぬ”スクリーン芝居”を楽しみました。自分たちが描いた絵がスクリーンに大きく映し出されるのを見て、子ども達はとてもうれしそうでした。
ティーチアン一座の座員たちも、いつも彼らが 影絵で演じるリアムケー物語がまったく趣の異なる絵本となり、また、表情豊かなナレーションのついた”スクリーン芝居”に姿を変えたのを見て、とても驚き、喜んでくれました。
スバエクの”スクリーン芝居”の後はWorld Theater Projectの協力により、日本のアニメーション「ハルのふえ」(やなせたかし作)のDVDを上映しました。子ども達は用意したお菓子や飲み物を手に物語を楽しんでいました。
完成記念会の最後には子ども達1人1人に完成した絵本を配り、写真撮影。
この模様は、6月のスバエク鑑賞会や小さな美術スクールでの授業の様子とともに、カンボジアの教育テレビ番組”Boo Boo Pee!」で放送されます。