2017年度調査研究助成プログラム(研究テーマ:海上における携帯端末通信環境の実態調査)に採択された国立情報学研究所 北川直哉准教授の論文が、日本航海学会論文集に掲載されました。
論文では、マルチパス制御の海上無線通信システムを設計するため、LTEバンドごとの受信信号の強度と伝送速度の海上での調査を実施、また、LTE受信信号の強度を測定できる装置を開発し、練習船のコンパスデッキに設置、測定データを用いて、東京湾と館山沖でLTEバンド“1、3、19”の受信信号の強度の分布と、各バンドの通信速度の差を調査したことについてまとめています。
論文は以下よりご覧いただけます。
【論文名】海上における多重経路通信効率化のためのLTEの通信環境調査
【著者名】黒田 英明, 柏木 岳彦, 北川 直哉, 大島 浩太
【掲載誌】日本航海学会論文集, 2020, 142 巻, p. 67-78,
Online ISSN 2187-3275, Print ISSN 0388-7405,
【公開日】2020/10/22