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【訪日レポート】ラオス政府調査団が日本の通信技術を視察

11月11日~16日、ラオス国の代表団を日本に招き、各所で視察や技術交流を重ねました。
今回の訪日交流は、KDDI財団が2023年より同国技術通信省 通信規制局(LAO Telecommunications Regulatory Authority、以下LTRA)とともに取り組んでいる、同国内の通信環境改善プロジェクトの一環として実施されました。これはラオス当局にて通信品質を把握する環境を整え、通信事業者を含む業界全体で同国の通信品質を改善していくという、APT(アジア太平洋電気通信共同体)や日本の総務省の協力のもと実施しているプロジェクトです。


訪日期間中、プロジェクトミーティングと並行して、総務省への表敬訪問や情報通信研究機構(NICT)での災害時通信の先端技術見学・講義、関連フィールドでのKDDIの取り組み等を視察しました。
ラオスは通信も含めた社会インフラの構築において成長の余地が多く残されていることから、日本の先端的な技術や知見について興味深く関心を示され、各所で予定時間をオーバーする白熱した質疑や意見が交されました。
訪日団長のLTRAスッチャイ局長からは、視察の内容はプロジェクトのみならずラオス政府内で共有され、政策や制度の検討の際の参考にするとのコメントがありました。
KDDI財団は引き続きラオスの発展の為に通信分野での支援協力を継続していきます。


▲総務省への表敬訪問

▲NICTでは白熱した意見交換をしました。 井上レジリエントICT研究センター長(左)、大和田主任研究員(右)

▲山口衛星通信所ではKDDIの衛星通信技術を視察しました。

▲KDDIパラボラ館を宣伝しています。

▲KDDI物流センターでは商品出荷の品質維持向上取組を視察しました。

▲KDDI九州総支社では災害時の社会貢献についてお話を伺いました。

▲プロジェクトのディスカッションの様子

▲日本の文化も体験しました。